突然の災害にも対応可能!いざという時に役に立つサバイバル知識4選

災害対策

近年ではキャンプがブームになっていますが、自然の中で限られた道具や食料を使って衣食住をまかなうキャンプは、考え方によっては災害時の生活と似ています。
自然災害に遭ってしまい、実際に不便な環境での被災生活を余儀なくされた場合、キャンプなどのアウトドアに関する知識が頭に入っているのと入っていないのとでは、安全性や快適さが大きく変わってきます。

今回は、そうしたアウトドア知識のなかでも特に災害時に役立つサバイバル知識について紹介します。

防寒具が無い時に暖をとる方法

登山家や高山キャンパーは、急な冷え込みによってウェアでは寒さをしのぎ切れない時、新聞紙を肌着の上から胴体に巻き付けるという対策を取ることがあります。
そんなことしたらインクが服に付着するのでは…と思われるかもしれませんが、厳しい寒さの中ではそうも言っていられません。

この時ポイントとなるのは、新聞紙をそのまま体に巻き付けるのではなく、必ずクシャクシャにした上で巻き付けることです。
クシャクシャにすることで空気の層が生まれ、保温性が断然高くなると言われています。

また、新聞紙と並んで優秀な保温断熱材として知られているのが段ボールです。
段ボールをカットしてベストのような形にして羽織ると、保温面、防風面の両方において大きな効果を発揮してくれます。

さらに、加工しやすく若干の防水性もあるため、避難所の目隠しや間仕切り、床断熱材などにも活用できる他、ガムテープで段ボール同士をつなぎ合わせて箱を作れば小さな保温シェルターにもなるなど、さまざまな場面で活用することができます。
冬山登山用のテントが小さいことから分かるように、小さなシェルターは人がいるだけで十分暖かくなるのです。

また、最近ではアウトドアや避難時の体温低下を防ぐための「レスキューシート」という商品も販売されています。
レスキューシートは100円ショップでも買えるぐらいリーズナブルかつコンパクトに畳めるため、防災リュックに入れているという方も多いかもしれません。

しかし正しい使い方をしないと、レスキューシートは十分にその効果を発揮しないどころか、逆に体温低下を招いてしまう場合があります。
実はレスキューシートは素材そのものに保温力があるわけではなく、あくまれも体熱を反射するだけという仕組みとなっています。
そのため、冷えた体に密着させてしまうとむしろ寒くなってしまうというわけです。
効果を発揮させるにはぴったりと体に密着させるのではなく、空気を含むようにふんわりと羽織るようにするのがコツです。

雨をしのぐ方法

サバイバル中に雨に見舞われた場合、大きいなゴミ袋を簡易カッパ(レインコート)として代用することができます。
ゴミ袋に切り込みを入れてフード、首紐、体紐の部分を作れば、頭も体も濡れない簡易カッパになります。
首のあたりとお腹のあたりでしっかり紐を縛れば、そうそう風に飛ばされることもありません。
詳しい作り方についてはNHKが公式サイトに動画を載せているので、気になる方は是非チェックしてみてください。

★動画リンクはこちら


とはいえ簡易カッパで体は覆えても、足元の濡れまでは防ぐことはできません。
足元などの末端が濡れてしまうと、全身に冷えが伝わり著しく体力を消耗するおそれがあります。
しかし、アウトドア経験の少ない人は足元の濡れに無防備な場合が多く、そのため備えのない時に降り出した雨には上手く対応できないのも事実です。

そんな時には、「ポリ袋が役に立つ」と覚えておくと良いでしょう。
使い方としては、ポリ袋を靴下の上に履き、そのうえから靴を履くという方法があります。

袋の上の方はテープなどで止めると、よりしっかり雨を防ぐことが出来ます。
こうすることで、突然の雨に降られても足元を快適に保つことができます。

少ない水で食器洗い・洗濯をする方法

災害時に水道をはじめとしたライフラインが遮断されてしまうと、平常時のように使いたいだけ水を使うのは難しくなります。
このような場合は真っ先に飲料水が確保されるため、洗い物に使う水は極力節約しなければなりません。
そんな時も、アウトドアに関する知識は役に立ちます。

キャンプ場などでは、たとえ炊事場があったとしても水が十分に出ない、または冷水は出るけど温水は出ないといった場合があります。
そんな状況で使い終わった食器を洗いたい時には、まず洗い物の前に食器汚れをペーパー類で拭き取るのがオススメです。
しっかりと油などを拭き取ることで、汚れを落とすための水を最小限に抑えることが出来ます。

また阪神淡路大震災の避難所では、食器にラップをかけてから料理を盛り、食後はラップを廃棄するという方法が用いられました。
この方法なら、お皿を全く汚さずに済みます。

食器洗いだけでなく、アウトドアや避難時には洗濯も十分に行えません。
そんな時に役立つのが、密閉できるジッパー式ポリ袋です。
ジッパー式ポリ袋に洗濯物、洗剤、水を入れてから漬け置きしたり、シャカシャカ振ったり、もみ洗いしたりすれば、ある程度の汚れを落とすことができます。
洗い終わった洗濯物は手で絞った後、タオルドライをすると乾きが早くなります。

ちなみに衣類に限らず、靴もこの方法で洗濯することができます。
ただし、衣類も靴も種類によってはこの方法では洗えないため、あくまでも下着や靴下向きの方法だと覚えておきましょう。

鍋が無い時の炊飯方法

「断水で洗い物はできないけれど、鍋でお湯は沸かせる」といった時にオススメなのが、食品保存用ポリ袋を使った炊飯方法です。
ここで言う食品保存用ポリ袋とは、高密ポリエチレンという耐熱素材で作られた袋のことです。
半透明の見た目と、シャカシャカした感触が特徴です。
最近では、炊飯に特化した専用袋も販売されています。

このポリ袋に米と水を同量入れたら、なるべく空気が入らないように口をしっかり締め、お湯を沸かした鍋に入れて15~20分炊きます。
この時ポリ袋が鍋のフチに触れると、耐熱性とは言え溶ける可能性があるので気を付けましょう。
炊けたご飯は袋からそのまま食べることができるため、洗い物を出さずに済みます。
炊飯に使ったお湯は、他の用途に使うと良いでしょう。

また、ジュースなどに使われるアルミ缶でご飯を炊く方法もあります。
まず空き缶の上蓋を缶切りで取ったら、缶をよくすすぎます。
次に米一合につき水180mlを入れたら、アルミホイルで缶に蓋をし、沸騰するまで強火で加熱します。
吹きこぼれたら弱火に落とし、そのうちも吹きこぼれも無くなったら缶を火から下ろし、ホイルごとひっくり返して10分程度蒸らせば完成です。

火にかける際、もちろんコンロがあればそれを使うのが一番ですが、無い場合は新聞紙や牛乳パックを燃料として使うこともできます。

まとめ

今回は、災害時に役立つサバイバル知識を紹介しました。
とはいえ知識を得ることももちろん大切ですが、それよりも大切なのは実際に災害に遭遇した際、
状況に冷静に対応し、知識を実践に活かすことです。

そのためにも、一度災害を想定した「防災キャンプ」をやってみることをオススメします。
キャンプと言っても屋外でやらなければいけないわけではなく、家の中でできることも沢山あります。
あえてブレーカーを落としてランタンで過ごしてみたり、空き缶でご飯を炊いてみたりなど、実際にやってみることで「いざという時の対応力」を身に着けることができるでしょう。

オミクロン株の感染拡大によって再び外出を自粛せざるを得ない状況が続いていますが、こんな時こそ防災について家族と一緒に考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

参考URL:
・All about「災害時に役立つサバイバル術!覚えておきたいサバイバルの知識18」(2022年2月7日)
・NHK「おうちで学ぼう!for school「ゴミ袋でポンチョをつくろう」」(2022年2月7日)
・消防防災博物館「防災サバイバル」(2022年2月7日)

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