これからの時代はハイブリッドカー!エコで低燃費なオススメ車種を一挙紹介

エコな取り組み

1997年にトヨタが世界で初めて量産型のハイブリッドカー「プリウス」を発売して以降、その燃費の良さと環境負荷の少なさから、いまやハイブリッドカーは人々にとって非常に身近な存在となっています。
また、日本では2030年までにガソリン車の販売を終了することが予定されていますが、完全に自然エネルギーを用いた水素自動車(FCV)や電動自転車(EV)はまだまだ一般的に浸透していないのが現状です。

そこで今回は比較的身近であり、かつ選択肢も多いハイブリッドカーの中でも特にオススメな車種を、大手国内自動車メーカー3社から紹介していきます。
なお、当コラムに記載している新車価格は2022年6月時点の価格となります。

それでは、順番に見ていきましょう。

トヨタ

まずは世界に先駆けてハイブリッドカーの開発に乗り出し、今なおハイブリッドカー市場の主流となっているトヨタから見ていきましょう。

プリウス

プリウスは、まさに「ハイブリッドカー代表」といっても過言ではない存在です。
特に2003年に開発されたハイブリッドシステムの「THSⅡ」は、世界に誇る低燃費性能として名を馳せています。
車としてはもちろん、ラゲージルームなどにコンセントが設置されているため、災害時の非常用電源としても使用することができます。 プリウスの新車価格は、現時点で259.7~万円となっています。

アクア

プリウスと同じ「THSⅡ」を搭載していながら、比較的安価かつコンパクトで手が届きやすいのがアクアです。 発売から現在に至るまで一度もフルモデルチェンジが施されていないにもかかわらず、長年高い人気を維持し続けています。
外観はコンパクトでありながら車内は広々としている点や、高い安全性能を持っている点が好評です。
アクアの新車価格は、現時点で198~万円となっています。

アルファードHV

トヨタのフラグシップミニバンとして開発されたアルファードはガソリンタイプとハイブリッドタイプの両方が発売されており、駆動方式には2WDと4WDの2種類がありますが、ハイブリッドタイプの場合はすべて4WDとなっています。
高級感のある車内空間や、ゆとりのある快適な乗り心地が特徴です。
アルファードHVの新車価格は、現時点で461.7~万円となっています。

シエンタHV

コンパクトでありながら3列シートを有するミニバンのシエンタは、小回りが利くため街中を走行しやすい点が特徴です。
ハイブリットタイプの燃費の高さはミニバンではトップクラスとなっており、多人数を乗せることが多い場合や重い荷物をよく運ぶ場合には、ガソリンタイプよりも頼もしいパワーを発揮してくれます。
シエンタHVの新車価格は、現時点で243.2~万円となっています。

ホンダ

続いては、国内メーカーではトヨタに次いでハイブリッド車に力を入れているホンダの製品を見ていきましょう。

インサイト

ホンダのインサイトは、トヨタのプリウスと並んでハイブリッドカー業界を牽引している車です。
1999年に発売され、2014年には一度生産終了となりましたが、その後フルモデルチェンジを経て2018年に再び「3代目インサイト」として市場に復活しました。
3代目インサイトにはホンダ独自の「SPORT HYBRID i-MMD」と呼ばれる2モーターハイブリッドシステムが搭載されており、快適な走行と燃費の良さの両方を実現させています。
インサイトの新車価格は、現時点で335.5~万円となっています。

フィット

コンパクトカーの中でも人気の高いフィットのハイブリッドタイプには、2020年に「e:HEV」と呼ばれる新たなハイブリッドカーが加わっています。
この新型フィットにはインサイトと同じく「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されているため、従来よりもさらに高い燃費性能を実現しています。
フィットHVの新車価格は、現時点で155.8~万円となっています。

オデッセイ

1994年の発売開始以来「ミニバンの代名詞」として名を馳せているオデッセイにもまたガソリンタイプとハイブリッドタイプの2種類があり、ハイブリッドタイプには2016年の一部改良時から前述の「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されています。
燃費の良さだけではなく静粛性の高さもトップレベルとなっており、運転席から3列目までしっかりと声が届く設計が施されています。
オデッセイHVの新車価格は、現時点で349.5~万円となっています。

日産

最後は、近年トヨタとホンダを追い抜く勢いでハイブリッドカーの成長が進んでいる日産のハイブリッド車を見ていきましょう。

ノートe-POWER

2018年それまで「ハイブリッドカー業界の圧倒的王者」として君臨していたトヨタのプリウスを破り、販売台数ナンバー1の座に輝いたのが日産のノートe-POWERです。
ノートe-POWERには日産独自の技術で開発された「e-POWER」というハイブリットシステムが搭載されており、これによりハイブリッドカーというよりは、EVに近い静かな乗り心地を体感することができます。
ノートe-POWERの新車価格は、現時点で202.9~万円となっています。

セレナe-POWER

ノートに続くe-POWER搭載車種として、日産が次に選んだのがフラッグシップミニバンであるセレナです。
セレナe-POWERにはEVのみで走行をする「マナーモード」という機能が搭載されており、このモードにすると通常以上に静かな走行が可能となります。
セレナe-POWERの新車価格は、現時点で299.8~万円となっています。

ハイブリッド車の購入に迷ったら

はじめから「ハイブリッドカーを購入するぞ!」と決めている場合は、ある程度簡単に選択肢が絞れます。
しかし、その点をまだ決めかねており、なおかつガソリンタイプとハイブリッドタイプの両方がラインアップされている車種の購入を検討している場合は、どちらを選べばいいのか悩んでしまうかもしれません。
また、ハイブリットタイプは基本的にガソリンタイプよりも価格が数十万円ほど高くなるため、その点においてもハイブリットカーの購入を躊躇する人は多いようです。

とはいえ、やはりハイブリッドカーの方がガソリンカーよりも低燃費性能が高く、また走行面に関してもガソリンエンジンでは補えない領域をモーターでカバーするため、多角的かつ長い目で見ればハイブリッドカーを購入するメリットはいくつもあります。
何より、「脱炭素化社会」の実現に向けて世界が動き始めている今のタイミングで車を購入するのであれば温室効果ガスの排出が少ないハイブリッドカーを選んだ方が、環境負荷の軽減に貢献できると言えるでしょう。

価格面に関しては、ハイブリッドカーは人気が高い車種が揃っているため、下取りの際のリセールバリューを期待できる可能性もあります。
良質な低燃費性能と合わせて考えた場合、実質的な価格差はさほど無いため、ハイブリッドカーの購入を迷っている際には、下取り価格も視野に含めて考えると良いでしょう。

まとめ

今回はオススメのハイブリッドカーをチェックしていきましたが、紹介した中に「この車、いいかも!」と思えるようなハイブリッドカーはありましたでしょうか?
各ハイブリッドカーの詳しい情報が知りたい場合は、トヨタ、ホンダ、日産それぞれの公式ホームページで確認すると良いでしょう。

当コラムが、理想のハイブリッドカーに出会えるきっかけになれば幸いです。
進化を続けるエコカー業界からは、今後も目が離せませんね。

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